フードポリシー

いのちのまなびのわでは、活動中におやつや食事を作っていただいたり、お誕生日のお祝いにご両親からの手作りのお菓子、持ち寄りランチなど、みんなで一緒に食べ物をいただくことを大切にしています。そして、みんなで食べるものを選ぶときの基準をどのようにするか、2013年の参加メンバーで考えました。

現在は、以下のようなフードポリシーを基準に選ぶことにしています。このフードポリシーについてもこれからもみなさんと一緒にまなびを深めていきたいと考えています。

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<いのちのまなびのわ フードポリシー>

食べものは、生きもの。

私たちは「食べること」を通して、地球上のすべてのいのちとかかわり、つながっています。自分たちの健康のためだけでなく、この星に生きる人間という種として、いかに食べることがふさわしいのか見つめていきましょう。食べ物のいのちを取り囲んでいる、土、水、空気、太陽の光、他の生物、目には見えない菌まで、「自然環境の全体」に思いを馳せ、農業や食産業のあり方から、それらを成り立たせている人間の意識や世界のあり方までを含めて考え、食べるものを選んでいきましょう。そして、食べ物があけわたしてくれる命への感謝とともに生きていきましょう。

食べることは、生きること。

 

「まなびのわ」では、子どもたちの生命力を養う食べ物を大事にしたいと考えています。子どもにとって食べることは、より直接的に生命とからだ、心に影響を及ぼします。農薬や化学肥料、合成添加物の害はもちろん、3・11以降は放射能汚染の心配をせざるをえない状況になってしまいました。そんな複雑な時代を選んで生まれてきた子どもたちは、困難に直面しながらもたくましく生き抜く力を持っているはずです。その力が十分に発揮できるよう、私たち大人が食べ物に配慮することはとても大切なことだと考えます。

「まなびのわ」では、アレルギーや放射能汚染を心配される方も安心して一緒に活動できるよう、参加メンバーみんなで話し合い、フードポリシーを明確にしました。今まで食べ物について興味がなかった方も、これを機に一緒に食べものについて考えてみませんか。フードポリシーについて、分からないことがありましたら、気軽にお声をおかけください。これからも食べることについてのまなびをみなさんと一緒に深めていきたいと願っています。

<いのちのまなびのわ フードポリシー>

1:放射能汚染のないもの

基本的に残留放射能検査したものを使用する。検査していないものであれば、九州圏内産のものとする(但し、キノコ類については九州産のものでも原木が汚染されている可能性が高く、またキノコの性質上放射性物質を吸い込みやすいため、検査をしていないものはNGとしています)。

因みに、グリーンコープでは、国の基準ではなく独自に基準を10ベクレル以下と設定し、汚染が疑わしいと思うものを中心に検査を続け、その結果を毎回公表しています。10ベクレル以下のものもNDと表記せず、検査の数値をそのまま表記しています。食べ物を選ぶ際の判断材料になると思います。

 

2:遺伝子組み換えをしていないもの

商業目的に栽培される作物について、除草剤耐性、病害虫耐性、貯蔵性増大など生産者や流通業者の利点を重視した遺伝子組み換え作物が栽培されています。その化学処理された作物の食品としての安全性はまだ証明されていません。生態系への影響にも大きな懸念があります。NO-GMO作物しか使用しません。(大豆、菜種、トウモロコシ等) また、GMOの作物が原料として使われている可能性のある加工品も使用しません。(油・醤油、およびそれらを使用している調味料や加工品)

 

3:できるだけ農薬、化学肥料を使用していないもの                                                      

農薬、化学肥料の害は、ずいぶん前から疑問視されています。人体への影響だけなく、農薬等で汚染されてしまう環境汚染も考えなくてはなりません。化学的な薬で栽培されたものではなく、自然の力で育まれた生命エネルギー溢れる作物をおいしくいただきたいと思います。
作り手である生産者の方とつながり、交流させていただいたり、自分たちでお米や野菜を育てることができるようになるといいですね。

 

4:地産(できるだけ近くで採れたもの)、旬のもの、一物全体。

大量のエネルギーを使って遠くの産地から運ばれてくるものではなく、地産地消の考えのもと身近で採れるものを使用したいと考えています。そうすることで少しでも日本の食料自給率が上がればいいですね。

旬のものは生命力に満ち溢れ、栄養価も高く、シンプルな料理でおいしく食べることができます。無農薬の野菜なら皮も食べられます。野菜も穀物もまるごと全体をいただけば、栄養を無駄にしません。また、四季のある日本に暮らす私たちの身体にも旬があります。その時季の体が欲する旬のものを感謝していただくことを大切にしたいと考えます。

 

5:自然な調味料

見た目を良くしたり、賞味期限を長くするために使用される食品添加物は、発がん性やアレルギー発症など多くの危険性が指摘されています。味噌や醤油は大豆、麹、小麦、塩を発酵させた日本古来から伝わる自然の伝統調味料です。しかし現代ではその伝統調味料にも食品添加物は使われるようになってしまいました。醤油や味噌はもちろん、その他の調味料についても食品添加物が含まれないものを使用します。甘味料についてはどうしても必要な場合にごく少量使用するとし、その場合は、精製するために大量の薬品を使用している白砂糖は避け、黒糖やきび砂糖を使用します。

※基本の調味料(残留放射能検査をしていないものの場合)

・塩 

放射能汚染が心配なので、九州、沖縄、それよりも南半球よりの海水を使用したものとする。もしくは岩塩を使用する。

 

・醤油、味噌等 

九州産の安全な原料のみを使ったものとする。

 

・甘味

白砂糖は使わない。どうしても甘味が必要な場合は黒糖やきび砂糖を使う。