6月27日(土)2015年度最初の授業

6月27日、しとしとと小雨の降る梅雨空のもと、まなびのわの一日が始まりました。

フォークスクールは、登校するやさっそく廊下を疾走する子どもたち、木の珈舎のカフェの開店準備をする人たちで、朝からとっても賑やか。そんな中教室では、静かに季節のテーブルが色とりどりのお花で飾られていきます。

あじさい、アガバンサスの薄紫、サルビアの濃い紫、そしてルドベキアやヒベリカムの黄色、、、。花々の色と香りで、まるで眠っていた教室の空気が少しづつ目を覚ましていくよう。いつのまにか外も、どんより曇が去って白い光で明るくなっていました。

子どもたちが皆着席し、ろうそくに火を灯し、いつもの朝のお祈りを終えると、今年度まなびのわ最初の裕子先生のエポック授業が始まりました。

~今日の授業のテーマ:直線と曲線~

☆10時30分~11時30分 1,2年生の授業(3、4年生は別の部屋でにじみ絵)

宇宙は直線と曲線からできている。光=まっすぐ。
直線を描くことで、直立する力、自我の力を意識する。

裕子先生とかたつむりの歌を歌った後、まずは空間で鼻と手を使って直線を描く。その後、子どもたち一人ずつ、黒板にチョークで直線を描く練習。直線を描きながら、シュタイナーの詩”天から光が降りてくる まっすぐ降りてくる 私の体を通って降りてくる 私の心もまっすぐ強くなるようだ、、、 ”を読む。直線の後は、曲線。アルファベットのCの線を黒板に描いてみる。描きながら、今度は”お月様、、、猫の背中、、赤ちゃんのほっぺ、、、”の詩を読む。1,2年生には曲線を描くのはなかなか難しいようで、数字の6のようになってしまう子も。
黒板で練習した後、それぞれのエポックノートにブロッククレヨンで線を描く。
直線でページいっぱいに四角の枠を描き、真ん中にCの線を描く。
中には、直線を下から上に描いた子も。自然の中には、植物のように下から上にまっすぐ線を描くものもたくさんあることを、誰から言われなくともその子は知っていたのですね。

最後はみんなでそれぞれのエポックノートを鑑賞し合い、先生に授業シートにシールを貼ってもらい、握手をして終了。

☆11時30分~12時30分 3、4年生の授業(1,2年生は別の部屋でにじみ絵)

季節のテーブルの花を使って、幾何学的アプローチの観察画。
自然の中に直線と曲線を見つけよう。幾何の法則を自然の中に発見する。

先生と歌を歌った後、それぞれ好きな花を選んで、直線と曲線を見つけながら黒板とエポックノートに写生。茎=直線、花びらの中心の線=直線があって輪郭=曲線を意識して幾何学的に描く子、視覚で捉えて感じるままに描写する子、それぞれアプローチは異なっても、花という自然物の中に直線と曲線を発見できる。

花

最後はみんなでそれぞれのエポックノートを鑑賞し合い、先生に授業シートにシールを貼ってもらい、握手をして終了。

☆にじみ絵-青と赤を使ってー

子どもたちみんなとても落ち着いて、集中してにじみ絵に取り組んでいました。前回までのにじみ絵では、画用紙いっぱいにめった塗りしていた子も、今日は余白を残したり、筆の毛の流れを感じながら丁寧に描いていました。赤と青、紫のグラデーションを楽しみました。

にじみえ

☆13時~ お昼ご飯 その後裕子先生からの授業レヴュー

いつものお部屋は猫ちゃんの香りが強かったので、教室で食べました。お母さんたちの一品持ち寄りランチは相変わらず、おいしくて、色とりどりで、心がこもっていて、贅沢そのもの!お腹も心もいっぱいになってみんなご満悦。

ランチ

☆14時~ 手仕事-羊毛フェルトで作る小鳥と彦星と織姫-

羊毛に触るのも、羊毛用ニードルを使うのも初めての子たちもいて、隣で見ていてハラハラどきどきするお母さんも。不慣れな針使いでも、何とか羽を広げたかわいい小鳥ちゃんたちが完成しました。

鳥

3、4年生はもう手慣れていて、器用にかわいいお人形を作っていました。羊毛のやわらかい感触と、針一つでどんどん形が出来上がっていくのが、とってもおもしろくてエキサイトしました。

image

 

☆15時半 おやつ

子どもたちに大人気の、お麩の焼き菓子。オリーブオイルと塩と青海苔の味付け。やめられない、とまらない~♪

☆16時30分解散

新一年生たちにとって初めての裕子先生のエポック授業はどうだったでしょうか。
ランドセルにはとても入りきれないエポックノートが、これからどんな色や形で埋められていくのか、楽しみです。親である私たちも、芸術を通して宇宙や生命の不思議を紐解いていく経験を分かち合える、貴重な時間です。また次回の授業が楽しみです!